今日気になって書店の立ち読みで確認したんだが、ジョブズ伝の邦訳ってかなりおかしくないか?最初と中間の数カ所を原文と照らしあわせて確認しただけなんだけれど。誤訳とは言わないが原文に書いてない変な補完が多く、妙な「意訳」が多すぎないか?昨日指摘した1984年のマンハッタンでのランチ場面を含めて。そういうのって、目の見えるクライアントがいる産業翻訳ではむしろアリだとは思うのだが、一流の伝記作家の評伝でやられるとちょっとな、と思う。 あとアイザックソン氏の書く英文の文体と日本語の文体は明らかに違う。語尾の調子もアーティキュレーションというか語の繋ぎのやり方も。なんか全体的に直訳ロック調。これきちんと複数人の目を通しているのかね?もちろんAmazonで祭りがあったアイザックソン氏のアインシュタイン伝の邦訳レベルよりははるかに上だけれど。それとも僕が単に気にしすぎなだけか? いずれにしろこういう本は邦訳で読むべきでないと一層意を強くしたな。